20180809

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久しぶり、お家でゆっくり、1日中休みが取れる日

おやすみの日はたくさんあるけれど、こういう日って、意外と少ない

大事な休日だったと思う


小さい頃から、くまのプーさんが大好きでVHSもたくさんもっていたし、本もたくさんあった


おはなしが終わるとき、締めくくりのクリストファーロビンとプーの会話がすごく好きだった




「ねえ、プー。世界で一番好きなことはなに?」

「ぼくが好きなのは、君んちに遊びに行ったりして、君が「ハチミツはどうだい?」って言うことさ」
「それもいいね。でも、一番好きなのは『なんにもしない』ことだよ」
「なんにもしないってどうやるの?」
「そうだな。大人に「なにするの?」って聞かれたら「なんにも」って答えてね、そのまま外に行けばいいんだ。」
「楽しそう。一緒にやろうよ。」
「だけどぼく、もう『なんにもしない』ってことができないんだ」
「ずっとできないの?」
「多分ね。ねえ、プー。ぼくがいなくなっても、ここにきて『なんにもしない』ってことをしてくれる?」
「ひとりで?」
「そうだよ。それとね、ぼくの事を忘れないって約束して」
「もちろん忘れないよ。約束する」
「ぼくが100歳になっても?」
「その時ぼくはいくつ?」
「99歳だよ。ふふ。 プーのおばかさん」





『なんにもしない』ことができなくなる、この意味が子どもの頃はわからなかったけれど、最近よくわかる

わたしも『なんにもしない』ということは、できなくなってしまった

当たり前のようにできていた『なんにもしない』こと、それを再現したくなったとき、今日のような休日をつくる

『なんにもしない』ことを演出しているのに過ぎないけれど、かなりリフレッシュできるのだ

わたしにとって、絶対に必要な休日だったと、そう思う日だった